旅の彼方へ。

17年半になります、新潟に来て。

前の4年も加えると人生の半分は新潟にいることになります。長いことです。

ちなみにこの記事はだいぶ長くなると思います。


さて。

「俺の青春はまだ終わってない」

そんな想いから腐ってる状態を抜け、新潟で再開した舞台演劇。

今の自分から見れば青臭くて、おいおい気はたしかか、と言ってやりたくなりますw

なぜあの時、東京でなく新潟だったのかはけっこうな謎になりました。

土壌があった……わけでもないですし。


そして行く時から思っていたこと。

「いつかは帰る時が来るかもしれない」「でもそれまでは全力で」と。

そしてその時を迎えました。


来年2018年の35月をメドに俺は実家に帰ることにしました。新潟県を離れます。

内々には伝えてますが、こういう場で言うのは初です。

以下、よろしければお付き合いください。


実際、前々回「太宰、その最後の愛人」を打つ前から考えてました。その時は石上姐さんに、

「これから舞台やるってのにそんなこと宣言して士気下げんの?意味ある?」

そう言われて収めていました。

そして結局やめれませんでした。

だいぶやり残したことがその時はあったので。後悔に似た、まだ終われないって気持ちです。


そして前回「妙林尼 ~攻防鶴崎城~」になります。

「これで最後になるかもしれない」

その想いはずっと抱いて作っていました。

だからなのですが、妙林尼~のカーテンコール、曲名は記事タイトルと同じ「旅の彼方へ」です。

〆になるならふさわしい、少しだけ想いを乗せておきました。あんなに勇壮ですけどねw

もちろん他にも要因があります。

「舞台屋織田組が現状を維持できない状況になったらやめるべきだ」

てことです。ご存知の方も多いように、組を支えた石上姐さんはすでに遠方におり、大竹姐さんは前線に立つには厳しい状況。

前回・前々回を陰日向に支えてくれたえみこもまもなく新潟県を離れます。

たまに言ってる「舞台屋織田組のクオリティーが提供できないならいっそやらない方がいい」でもあります。


そして妙林尼~が終わってみてもう一つ。

「同じ終わるならいい時にやめたい」

ちょうど年始には「太宰、その最後の愛人」がシネウインド演劇賞2016にて大賞を頂けましたし、妙林尼~も(思い上がりでなければ)好評を頂きました。

命数を測るわけでもなく晩節を汚したくないからでもなく、今がいい時期だからと判断しました。これ以上はやれない状況を鑑みもして。


個人的なことも大きくて。

3年前の「ジュウベイ!地の章」が終わって間もなく、愛猫と祖父が相次いで亡くなり、実家は非常にゴタゴタして、大変な一年でした。

これ以上は猶予はないかもしれない。大病した親父や記憶不鮮明になったばあちゃん、一人であの家を支えている母をそのままにしておけるだろうか。

その想いとの戦いでもあったように思えます。

これ以上の不孝は性格的にも人情としても限界というか、許せない自分がいる。

それもあって戻ります。


書くことはやめません。たぶんやめれないと思います。

大竹姐さんからは「やっと脂が乗ってきたんだから、書くのはやめないで続けてほしい」と言われました。

こうやって去るからには約束としておこうと思います。

だからなにかは書いていくことでしょう。

実家の付近で起きた一向宗の戦いは小説にしたいと思ってますし、「太宰、~」もライトノベルにするとかほざいてますからw


あと一年弱を設定したのは、やり残した仕事があったとすれば……の確認もあり。それはやはり新潟にいる間に片づけていきたいと思います。今はもっぱらDVDBlu-rayだしてますがw

とはいえ、書きたいものはほぼ書きました。

好きな織田信長や坂本龍馬、好きな小説の一つ「藪の中」、くすぶってた頃書いたジュウベイ、自身最高の出来になった「真贋・四谷怪談」、そして山崎富栄さん。

あと一人、山本八郎義経を書こうかと思いましたが、あくまで公演を打つならの上のこと。

これだけできれば現況よいです。


後日、新潟で俺がなにをやってきたかは作品が語ってくれます。

お客さんの心にも残ってくれてますし。このことほど有り難いことはないのです。

別段、新潟の演劇文化の中で新しいものを作ったわけじゃありませんが、歴史劇や文学劇はそれまでに多くやられてるわけじゃなかった。(もちろん俺目線です)

なにを作ったのかといえば「舞台屋織田組」というジャンルを創作し、選択肢として提供したことでしょうか。

と、皆さんが思ってくださればと願います。


後継にも恵まれました。なにかを継いでほしいわけじゃありません。

劇団も違うし、俺がいなくなった後、舞台屋織田組で歴史劇や文学劇を作ってほしいわけじゃないし。そんなんしないだろうし。

ただ、歴史劇を作れる、文学劇を作れる、て人財が新潟にまだいることが俺には嬉しいだけのことです。

だから自分にとって二人いますが、二人とも今回のことなど伝えたら「後を継ぐ気はありません」的なこと言いますw

それでいいです。自分のやりたいことをやればいいし、そうしてきた俺が遺言みたいに二人を縛ることをしてはいけないし、しません。

時が来たから俺は二人の将来のためにもどくのです。これは、かねて宣言の通りに。

それに新潟にはかねまささん、高田のお兄ちゃん、杉ちゃん、たかひさくん、ヤスくんといった優れたクリエイターや職人がいるのですから。


こないだ最後に照明をやらせてもらえたのは財産になりました。これは高田のお兄ちゃんにマジ感謝。しかも最初に舞台演劇と触れ合えた大学演劇の、その後輩の藤井ちゃんと。すげーわがまま言って直前に追加した照明がありまして。

あまりにもいい演技をする役者さんがいたのでプレゼントしました。ホントごめんね、で。

本番観れなかったけど、きっと俺の期待に応えてくれたと思います。

だって淳之介さんだから。あの人は絶対外さないw


財産ならまだあって。日本史に弟子が何人かできたことです。

今まで俺の周りには日本史語れるのがまるでいなくて、張り合いがありませんでしたが。

10回「草迷宮」で知り合ったにゃがれちゃんは俺に匹敵する知識の持ち主で歴代天皇を交代に言い合えるほどのできた子です。井沢史観を敬愛していて、非常に優れた歴女です。

二番弟子は今もって行方不明ですw弟子認定はしたんですけどね。

三番弟子のほのかさんは発展途上ですが、日本史愛は俺にもにゃがれちゃんにも負けません。

日本史研究の道に進むと言ってくれたのは本当に嬉しかった。どこまでいけるか、きっとどこまでもいくのだろうと期待しています。

あと少しいる間に、自分の歴史観を持って日本史と向き合えるよう育てていきたく思います。


舞台屋織田組がどうなるのか。

皆さんそこが気になることと思います。話し合いは現時点(7/31)ではまだなされてません。

もちろん8月中に話をし合う予定で、そこで道筋立つと思います。

俺の事情やわがままもあってなんですが。かと言って内娘四人(えみこ、ササマキ、じぇしか、にゅっき)が俺の気持ちを思いやってくれないような、そんな信頼しか築けてないことは、ない!と信じています。

石上姐さんが「傷つけたら許さない」「その子が助けてほしいと言ってきたら断れない」と言っていた「娘」たち。

内娘は四人。外娘にいたってはじんちゃん、サッキ―、スーさん、ほーけん、モリコ、まいちゃん、かなちゃん、花ちゃん、みゆうさん、おむろん、とたくさん。(俺だけ認可あり。弟子除く)

舞台演劇を継続している内外娘たちがどう伸びていくか見届けられないことですが、幸せになっていってくれれば、それで。

今はとにかく人生をひた走れ!振り向くな!ですかね。


明るく楽しく潔く、みんなが幸せになる芝居をする

姐さんたちが前の劇団で掲げていたモットー。

その時、観る人に人生最上の時間を。

面白いものは面白いと言い、つまらないものはつまらないとはっきり言える、作り手にも観客の皆様にも刺激・衝撃のある土壌を。


石上姐さんが去年言ってました。

「みんながいい芝居を作ってくれれば、私はそれでいい」

俺もそれでいいと思います。

あと数か月まだ余裕があるので、て引っ越し資金多めに貯めるためですがw

その間に舞台屋織田組の映像化してない作品をすべてして、日本史ワークショップもゴールを目指して。

あと、せっかく培った舞台演劇の能力もあるので「最初で最後の演劇ワークショップ」てのも開きたいな、と。お世話になった万代と、月潟で。

みんな来てくれるかなあ……。

他にも頼まれてたり誘われてることもあるし。

願うとすれば、次代を突き進む後進たちの一助になりたく。


歴史が動こうとしてます。いや俺の事でなく、この年が。

自分たちの時代が終わるからではありません。次の代が来たのです。そう感じています。機に臨んで立場に妄執するような愚は犯したくないので俺自身はもうここらでよかろと思います。


記事の最後に、すでにお伝えした皆さんに様々な想いをさせてしまっていることを謝し。

次の戦局をにらんで動いていって下さることをまた願い。

そうして新潟の演劇文化を後退させることなく(しないか)前進させ続けてくださいませ。


あと数か月ほどですが、改めて皆様よろしくお願いいたします。

わりかしひましてますけどねw



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# by hossynoblog | 2017-07-31 18:05 | 舞台屋 batch

第14回 チャプターリスト

舞台屋織田組 第14回本公演
「妙林尼 ~攻防鶴崎城~」
こちらもチャプターリストをここに載せておきます。

1  凛、立つ
2  約束そして耳川へ
3  智謀と無謀と
4  島津進軍
5  先鋒・白浜戦
6  次鋒・野村戦
7  夜襲
8  伊集院覚醒
9  兵糧攻め
10 寺井特攻
11 想いと思惑
12 耳川の傷
13 開城交渉
14 酒宴
15 決戦!寺司浜
16 戦いの果てに
17 不落、鶴崎城
18 エンドロール

日本史談義とかもあるでよ!
あと過去最高の出来の隠し特典も!!!

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# by hossynoblog | 2017-07-10 09:20 | 舞台屋 batch

第13回 チャプターリスト

舞台屋織田組 第13回本公演
「太宰、その最後の愛人」
諸般の事情によりケースにチャプターリストが封入できないため、ここで載せておきます。

1  S23.6.19
2  オープニング
3  うどん屋のキリスト
4  命を懸けた恋
5  S23 作家連盟1
6  行け、我らが道!
7  ノハラノヒラ登場
8  静子
9  死の約束
10 S23 作家連盟2
11 板挟みの男女
12 斜陽の現実
13 重なる苦しみ
14 暗躍
15 果てなき挑戦
16 人間失格
17 熱海にカンヅメ
18 マイ・コメディアン
19 ちくわの古田
20 イブシの脅迫
21 伊豆からの手紙
22 齟齬(そご)
23 間諜者の正体
24 孤高の作家
25 グッドバイ!
26 願い
27 永遠(とわ)の歩み
28 エンドロール

けっこう気に入ってます(笑)
特典映像は見てのお楽しみで!

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# by hossynoblog | 2017-06-16 22:56 | 舞台屋 batch

それからの妙林尼。

※公演で充分満足な方は読まないでくださいな。
 イメージ崩れたりとかすると申し訳ないので。

舞台屋織田組 第14回本公演妙林尼 ~攻防鶴崎城~」から10日ほど。

周りから言われ続けてるのが「あの後どうなるの?」(アンケートには『エピローグがほしかった』)
あの後……とはいえ、そもそも妙林尼のその後は「残ってない」のが史実であり実情。
あくまでエピローグはif。とはいえ。

自分なりに続きがあるっちゃある。もちろん演出していく中で必要だから設定したわけで。

でももう一回だけ言っとかないと。

ここからは本当読まれるのは自己責任ですよ。


エピローグへ。
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# by hossynoblog | 2017-06-01 01:24

ネタバレ懸念。吉岡鎮興のこと。

本日3ステージ目。
絶賛宣伝してくださる加藤タケルさん(三条音劇同盟 限界トパーズ)のワンポイント妙林尼。
タケルさん演じる吉岡鎮興について、ネタバレしないようにしながら僕から。

吉岡鎮興(別名あり)。豊後大友氏の家臣で、名将名臣とうたわれた吉岡長増(本編では先々代様)の子。
耳川の戦いでは事前駆け引きで暗躍してました。そして、その後……。


史上わかりえる鎮興の情報は以上です。
先に言っておくと、妙林尼もあれだけの戦いをしながらなぜ有名じゃないのか。
その理由の一端、これは僕の考察ですが、二人が書かれている「大友興廃記」「両豊記」がいまだに現代語訳されておらず、一般に流布されてないからだと思います。

さて鎮興。
脚本製作にあたり二つ必要なことがありました。それは凛(妙林尼)が戦う理由となぜみんな(メインキャスト以外のその他大勢)が付いていったかです。

そう考えると吉岡家の仁政が凛の手本になり、民百姓への決起を自然に起こしたのでないかという結論でした。
長増のような優秀な武将の子ですから教養、武勇、治政の方針は持ってるはず。
これは定めし名君に違いない。
島津との事前駆け引きに暗躍も調略でなく戦の回避を目的としていたかもしれない。そうであったと思いたい。

そこから吉岡鎮興という人物は生まれました。
基本の信条は大河ドラマ「八代将軍吉宗」の名台詞「一人のおなごを想う気持ちで民を愛せばよい」から膨らませ、凛への海よりも深い愛、民への全力の慈しみと伴う行動、底辺に横たわる主家への怒りを盛り込んで。
あと、鎮興は戦いたくはない、けれど戦わざるを得ない。その葛藤。
そしてなにより鎮興から凛への信頼のバトンを凛に沁み込ませるために。

タケルさんは最初戸惑われたと思います。あまりの器量に。

しかし今はそれを十二分にものにしてこなしてくれてます!
これはもう名演です!

まだ回数はあります!是非!2回観てもいいんです!是非!

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# by hossynoblog | 2017-05-18 10:13

公式:舞台屋織田組「妙林尼」の見所ダヨ。

5月15日(月)~21日(日)の間に行われる
舞台屋織田組 第14回本公演「妙林尼〜攻防鶴崎城〜」

その見所を余すことなく伝えていこうと思います!

この物語の主軸はタイトルにもある"妙林尼"という女性。
戦国時代だけでなく、歴史において女性が名を残すことは滅多にない中で、なぜこの女性が、しかも尼となった凛が、およそ400年以上の時を経て主軸となったのか。
その理由は、この舞台を観ていただければわかる!

その凛こと妙林尼を演じるのは神保貴子(無所属)さん。
演出Twitterにもある通り、彼女がこの役を演じるのは運命だと思う。
柔らかさの中にある強さとしたたかさ、名前通りの凛とした姿。
送る視線も放つ言葉も素敵、なにより「愛」で全員を包み込む彼女から目が離せない!

そして妙林尼と共に戦う女性たちを演じるのは舞台屋織田組の女優陣(佐々木真生、神田笑美子、木村美喜)とベテラン・劇団カタコンベの小山由美子さん。
妙林尼の息子が主君である「吉岡家」に仕える小心者のふうと肝の座った寺井。
吉岡家の城、「鶴崎城」の城下に住むしっかり者のむらと天真爛漫なまや。
性格や考え方はバラバラで、むしろ正反対に近い4人が、女だけで戦うという前代未聞の物事に対し不安ながらも各々戦うと決意を固める。
男が戦う間に家を守り、後ろから父を、夫を、家族を支えていた時代の女性たちが戦う理由はただひとつ。これもまた愛故。
一生愛し、ついていくと決めた女ならではの覚悟からくる強さは格別。女性が強いのは根本に愛がある「誰かのため」だからではないかと。

そんな女性たちと相対するのは伊集院・野村・白浜の島津軍三大将。
この時代、まさに天下を掌中に収めんとする豊臣秀吉に敵対した島津義久。その義久を主君としたこの三人。
はたからみたら天下人に刃向かおうとする島津氏にも正義があり、それに従うこの三人にも彼らなりの正義がある。
こちらはこちらのお話があるのでしょう。

客演の三条音劇同盟 限界トパーズの里村さん・新潟大学演劇研究部の大塚くん、舞台屋織田組組長の織田さんとがそれぞれの正義を持ちながらそれぞれのやり方で攻めていく面白さ。個性的。
観劇後、この三大将にも興味を持っていただけたら嬉しい!

歴史は必ず結果が決まってる。誰が勝つのか負けるのか、生き残るのか死んで散るのか。
それを知ってる人にもお楽しみいただくために、知らない人には興味を持ってもらうために。
想いは必ずしも正しいとは限らないけれど、その結果に向かっていく過程を役者は一生懸命生きている。
私たちの妙林尼を、私たちの物語を、余すことなくお伝えするために一丸となって鋭意稽古中ですよ!

残り1ヶ月を切り、いよいよ本番が迫ってきましたが、月潟での通しを終え、これからぐんぐんと高まっていく気運に満ち満ちている。
開演前に演出による講座もありますので歴史が苦手で…という方でも大丈夫!
時代は違えど、これは一人の女性の人生の物語。楽しんでいただけます。

チケットご予約がまだの方はせひお早めに!
ホームページにて随時承り中!↓

http://odagumi.web.fc2.com/odagumi.html
役者・スタッフ一同お待ちしております!
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# by hossynoblog | 2017-04-21 22:42 | 舞台屋 batch

舞台屋織田組 第14回 公演情報!

告知!

舞台屋織田組 第14回本公演
妙林尼 ~攻防鶴崎城~

5/15(月) 21時
5/17(水) 21時
5/18(木) 21時
5/20(土) 19時
5/21(日) 14時
 全5回予定
上演時間はおよそ90分です。

月潟稽古場 (新潟市南区)
前売 1,800円 / 当日 2,000円


出演
凛   神保貴子(無所属)
ふう 佐々木真生
むら 神田笑美子
まや 木村美喜
寺井 小山由美子(劇団カタコンベ)
吉岡鎮興 加藤タケル(三条音劇同盟 限界トパーズ)

伊集院 里村亮(三条音劇同盟 限界トパーズ)
野村 大塚圭祐(新潟大学演劇研究部)
白浜 織田智頼

島津軍兵士 おおむろりょうか(新潟大学演劇研究部)
島津軍兵士 大竹ほのか(フリー)


作・演出 干場貴之


戦国時代、九州は豊後国・鶴崎城。
島津軍3,000を、女・百姓を率い、智謀を尽くして戦った女傑・妙林尼を描きます!


チケット予約は 
舞台屋織田組ホームページ
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# by hossynoblog | 2017-01-31 19:42 | 舞台屋 batch

本厄。

2017年になりました。
ついに本厄を迎えてしまいました。

年始早々、ギックリ腰です。
椎間板ヘルニアの一歩手前と言われました。
起きるのが一苦労です。
これを書いたら脚本再開します。

年末の大事件から立ち直ってこれたと思えたら、
新年早々に仕事では不愉快だわ、
このギックリ腰です。
心身共にやられてこたえます。

本厄おそろしい。
潜在的な事柄もあるので、気を抜けない2017年。

そう不幸自慢もしてられないので、
なんだかんだ去年は最後の方で嬉しく、いいこともあったので。
前進守備でやってこうと思います。(意味不明)

先日ホームページでは14回本公演の告知もありましたし。
とにかくやってくのみですわー。

今年は応仁の乱勃発から550年目です。
それがどうしたと。

今年もよしなにお願いいたします。
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# by hossynoblog | 2017-01-04 22:25 | つれづれhossy

日本史ワークショップ 4&5

こんな感じでチラシです。いよいよ来週ですなあ。
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# by hossynoblog | 2016-10-18 23:31 | 日本史 研究中

モノキリガタリをオモイッキリカタル(※ネタバレ注意)

改めて。
踏み込むのでネタバレ注意です。


今日(9/20)現在、公演中でもありますし。

予定より早く初日に観劇しました劇団ハンニャーズさんの「モノキリガタリ
傑作でした。今年一番、と言っても観てる数は圧倒的に少ない現状ですが。
好みは、もしかしたらバッサリ分かれるかもしれませんが。話がわかるかわからないかで岐路となると思います。いや、それでも「映像」として記憶に残ると思います。

先にう~んな所から始めて、一気に上げていこうと思います。
難点はやっぱ音響がデカすぎて好みではないのでした。でもこれって自分が演出でそうしないからだと思います。これがいいって人は多いはず。
音響畑ならではのテクニックも踏んだんなく。事前ライブの時に残響したのでまさかと思いましたが、やはりでした。NODA・MAPの「miwa」観た時にいいな、こういうの、と思ってたヤツだとばかりに。
ただ、言葉は意味まで伝わって初めて結実すると思ってますし、一言とてもれては物語が伝わらないと。
なによりもったいないし、そこ大事だったんじゃ?と冷静にされますんで。物語の世界にいたかったです。
自劇団でセリフ飛ぶと修復不能な具合になるので(笑)

考えるな、感じろ。
でいいのかもとは思ってますよ。

ちなみに、モノキリガタリの脚本は事前に読ませて頂く機会を得ました。
感じたのは、とにかく展開速度が速くて多くを語らない。この疾走感は伝われば御の字、走りを落とすと一気に……の危険をはらんでると思いました。ついていけなくなったら置いてかれる感といいましょうか。
もっと語らせればいいのに、もっと長くてもいいのに、が印象でした。
まあ、役者に語らせすぎるとよく言われる舞台屋織田組です。

そしてこの脚本をこれから舞台にするとなるとどうなるのか。
そして、自分自身、脚本読んでるとなるとどう感じるのか。
興味と実験で観ました、今思えば。いい機会を頂けました。

さてさて。
モノキリガタリは表は舞台の美、裏は人間の醜、が色分けされた卓抜された舞台でした。
これはもはや演出の勝利。あれだけ舞台になんやかんや散らかしてて気にならない、むしろ必要じゃないかと思わせてくれます。
あれは傷跡、爪痕、足跡みたいなものでしょうかね。
とにかく技巧はあの手この手で攻めてくる。

それから人間の部分に関わりますが、キャスティングが意外でした。
脚本読んだ時には勝手にあかり屋さんがゆかこうしさん、お葉さんがげんぱさん、と勝手に脳内変換してたので、お二人の役どころがまったく予想外でやられました。
演出の大半はキャスティングで決まると申します。まさにです。
ちなみにこの僕のイメージキャスティングで当ててくと一人足りなくなります(笑)

予想外だったお二人の市川崑監督の「犬神家の一族」のマダムたちを連想させる役。
激情と冷淡。いや、そんな一言で片付けてはいけませんが、キャラクターが立っていてこれがまた素晴らしかった。
もっとあかり屋さんとお葉さんが上がってくるといいバランスが成立して楽しめるんですが。
笹木堂のご主人の坂井さんが上手いんだか下手なんだか(ほめてます)いい味出してますし。
祐天のクズっぷりは太宰に近い(笑)。女の前では「おまえだけだよ」、陰では「しつこくてさ~」

そしてなにより傘音。全員着物と思いきや、洋装。フランス人形を想起させます。あの一人だけ浮くようでなじむ、けど異質。切なくて痛々しいキャラクター性が埋もれずに前面に来る。
今回、一番印象的なのはこの役かもしれません。表情は「親切なクムジャさん」のクライマックスの般若顔のようでした。
あ。僕が演出やれば間違いなく座敷童子でしょうね(笑)

そして言いたい最大は演出がシーン毎、丁寧な画を作って組み立てられてること。刺激と衝撃が静止画で残ります。もちろん舞台は疾走感と言った通り動きまくります。パターンの様相を思うところもありますが、終われば気にならない。

↑上手くまとめようと思いましたが、結局羅列になりました。
そんなわけで(どんなわけだ)また水曜に行きます。
演出のかねまささんが「二回見ると変わると思いますよ」とおっしゃってたので違う側面や発見がないか楽しみです。
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# by hossynoblog | 2016-09-20 14:12 | 舞台屋 batch