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第14回 チャプターリスト

舞台屋織田組 第14回本公演
「妙林尼 ~攻防鶴崎城~」
こちらもチャプターリストをここに載せておきます。

1  凛、立つ
2  約束そして耳川へ
3  智謀と無謀と
4  島津進軍
5  先鋒・白浜戦
6  次鋒・野村戦
7  夜襲
8  伊集院覚醒
9  兵糧攻め
10 寺井特攻
11 想いと思惑
12 耳川の傷
13 開城交渉
14 酒宴
15 決戦!寺司浜
16 戦いの果てに
17 不落、鶴崎城
18 エンドロール

日本史談義とかもあるでよ!
あと過去最高の出来の隠し特典も!!!

# by hossynoblog | 2017-07-10 09:20 | 舞台屋 batch

第13回 チャプターリスト

舞台屋織田組 第13回本公演
「太宰、その最後の愛人」
諸般の事情によりケースにチャプターリストが封入できないため、ここで載せておきます。

1  S23.6.19
2  オープニング
3  うどん屋のキリスト
4  命を懸けた恋
5  S23 作家連盟1
6  行け、我らが道!
7  ノハラノヒラ登場
8  静子
9  死の約束
10 S23 作家連盟2
11 板挟みの男女
12 斜陽の現実
13 重なる苦しみ
14 暗躍
15 果てなき挑戦
16 人間失格
17 熱海にカンヅメ
18 マイ・コメディアン
19 ちくわの古田
20 イブシの脅迫
21 伊豆からの手紙
22 齟齬(そご)
23 間諜者の正体
24 孤高の作家
25 グッドバイ!
26 願い
27 永遠(とわ)の歩み
28 エンドロール

けっこう気に入ってます(笑)
特典映像は見てのお楽しみで!

# by hossynoblog | 2017-06-16 22:56 | 舞台屋 batch

それからの妙林尼。

※公演で充分満足な方は読まないでくださいな。
 イメージ崩れたりとかすると申し訳ないので。

舞台屋織田組 第14回本公演妙林尼 ~攻防鶴崎城~」から10日ほど。

周りから言われ続けてるのが「あの後どうなるの?」(アンケートには『エピローグがほしかった』)
あの後……とはいえ、そもそも妙林尼のその後は「残ってない」のが史実であり実情。
あくまでエピローグはif。とはいえ。

自分なりに続きがあるっちゃある。もちろん演出していく中で必要だから設定したわけで。

でももう一回だけ言っとかないと。

ここからは本当読まれるのは自己責任ですよ。


エピローグへ。
# by hossynoblog | 2017-06-01 01:24

ネタバレ懸念。吉岡鎮興のこと。

本日3ステージ目。
絶賛宣伝してくださる加藤タケルさん(三条音劇同盟 限界トパーズ)のワンポイント妙林尼。
タケルさん演じる吉岡鎮興について、ネタバレしないようにしながら僕から。

吉岡鎮興(別名あり)。豊後大友氏の家臣で、名将名臣とうたわれた吉岡長増(本編では先々代様)の子。
耳川の戦いでは事前駆け引きで暗躍してました。そして、その後……。


史上わかりえる鎮興の情報は以上です。
先に言っておくと、妙林尼もあれだけの戦いをしながらなぜ有名じゃないのか。
その理由の一端、これは僕の考察ですが、二人が書かれている「大友興廃記」「両豊記」がいまだに現代語訳されておらず、一般に流布されてないからだと思います。

さて鎮興。
脚本製作にあたり二つ必要なことがありました。それは凛(妙林尼)が戦う理由となぜみんな(メインキャスト以外のその他大勢)が付いていったかです。

そう考えると吉岡家の仁政が凛の手本になり、民百姓への決起を自然に起こしたのでないかという結論でした。
長増のような優秀な武将の子ですから教養、武勇、治政の方針は持ってるはず。
これは定めし名君に違いない。
島津との事前駆け引きに暗躍も調略でなく戦の回避を目的としていたかもしれない。そうであったと思いたい。

そこから吉岡鎮興という人物は生まれました。
基本の信条は大河ドラマ「八代将軍吉宗」の名台詞「一人のおなごを想う気持ちで民を愛せばよい」から膨らませ、凛への海よりも深い愛、民への全力の慈しみと伴う行動、底辺に横たわる主家への怒りを盛り込んで。
あと、鎮興は戦いたくはない、けれど戦わざるを得ない。その葛藤。
そしてなにより鎮興から凛への信頼のバトンを凛に沁み込ませるために。

タケルさんは最初戸惑われたと思います。あまりの器量に。

しかし今はそれを十二分にものにしてこなしてくれてます!
これはもう名演です!

まだ回数はあります!是非!2回観てもいいんです!是非!

# by hossynoblog | 2017-05-18 10:13

公式:舞台屋織田組「妙林尼」の見所ダヨ。

5月15日(月)~21日(日)の間に行われる
舞台屋織田組 第14回本公演「妙林尼〜攻防鶴崎城〜」

その見所を余すことなく伝えていこうと思います!

この物語の主軸はタイトルにもある"妙林尼"という女性。
戦国時代だけでなく、歴史において女性が名を残すことは滅多にない中で、なぜこの女性が、しかも尼となった凛が、およそ400年以上の時を経て主軸となったのか。
その理由は、この舞台を観ていただければわかる!

その凛こと妙林尼を演じるのは神保貴子(無所属)さん。
演出Twitterにもある通り、彼女がこの役を演じるのは運命だと思う。
柔らかさの中にある強さとしたたかさ、名前通りの凛とした姿。
送る視線も放つ言葉も素敵、なにより「愛」で全員を包み込む彼女から目が離せない!

そして妙林尼と共に戦う女性たちを演じるのは舞台屋織田組の女優陣(佐々木真生、神田笑美子、木村美喜)とベテラン・劇団カタコンベの小山由美子さん。
妙林尼の息子が主君である「吉岡家」に仕える小心者のふうと肝の座った寺井。
吉岡家の城、「鶴崎城」の城下に住むしっかり者のむらと天真爛漫なまや。
性格や考え方はバラバラで、むしろ正反対に近い4人が、女だけで戦うという前代未聞の物事に対し不安ながらも各々戦うと決意を固める。
男が戦う間に家を守り、後ろから父を、夫を、家族を支えていた時代の女性たちが戦う理由はただひとつ。これもまた愛故。
一生愛し、ついていくと決めた女ならではの覚悟からくる強さは格別。女性が強いのは根本に愛がある「誰かのため」だからではないかと。

そんな女性たちと相対するのは伊集院・野村・白浜の島津軍三大将。
この時代、まさに天下を掌中に収めんとする豊臣秀吉に敵対した島津義久。その義久を主君としたこの三人。
はたからみたら天下人に刃向かおうとする島津氏にも正義があり、それに従うこの三人にも彼らなりの正義がある。
こちらはこちらのお話があるのでしょう。

客演の三条音劇同盟 限界トパーズの里村さん・新潟大学演劇研究部の大塚くん、舞台屋織田組組長の織田さんとがそれぞれの正義を持ちながらそれぞれのやり方で攻めていく面白さ。個性的。
観劇後、この三大将にも興味を持っていただけたら嬉しい!

歴史は必ず結果が決まってる。誰が勝つのか負けるのか、生き残るのか死んで散るのか。
それを知ってる人にもお楽しみいただくために、知らない人には興味を持ってもらうために。
想いは必ずしも正しいとは限らないけれど、その結果に向かっていく過程を役者は一生懸命生きている。
私たちの妙林尼を、私たちの物語を、余すことなくお伝えするために一丸となって鋭意稽古中ですよ!

残り1ヶ月を切り、いよいよ本番が迫ってきましたが、月潟での通しを終え、これからぐんぐんと高まっていく気運に満ち満ちている。
開演前に演出による講座もありますので歴史が苦手で…という方でも大丈夫!
時代は違えど、これは一人の女性の人生の物語。楽しんでいただけます。

チケットご予約がまだの方はせひお早めに!
ホームページにて随時承り中!↓

http://odagumi.web.fc2.com/odagumi.html
役者・スタッフ一同お待ちしております!
# by hossynoblog | 2017-04-21 22:42 | 舞台屋 batch